2010-09-14

旅本 『モモ』 (Momo)

いつの時代も『旅人』が様々な国を渡り歩き、世界を変えてきました。
そしてその『旅人』も様々な『本』に出会い変わってきました。

そんな人を変え、世界を変え、未来を創る『本』を『旅本』といいます。

「本が人を旅する。」 その旅を少しでも応援できるように、『旅本』を紹介していきます。




第一弾の『モモ』 (Momo) です。

1973年発表のドイツの作家ミヒャエル・エンデ(Michael Ende, 1929年11月12日 - 1995年8月28日)による児童文学です。


時間とお金に対する考え方を見直させる1本。

あらすじ
ある街に現れた「時間貯蓄銀行」と称する灰色の男たちによって人々から時間が盗まれ、
みんなが心に余裕が無くなってしまった中で、貧しいけれど友人の話に耳を傾け、
自分自身をとりもどさせてくれる不思議な力を持つ少女、モモの冒険によって、
奪われた時間を取り戻すというストーリー。

忙しく生きることで本質を忘れてしまった人々に対する、警告的な意味合いも強いのですが、この物語のキーワードの「時間」を「お金」に置き換えると、現代の経済が「利子が利子を生むシステム」であることに気づかされます。

のちに発行された『エンデの遺言』という書籍にエンデが考える経済システムについて記載されています。

『エンデの遺言』についてはまた後日。


追伸

『忙しい』という漢字は『心を亡くす』と書きます。 気をつけましょう!!
100.brandic.jp/issekiman