2011-05-16

エロスはローマ神話におけるキューピッド

エロス(エロース eros Έρως)はギリシア神話に登場する
恋心と性愛を司る神なんですが、

神統記等では、カオスやガイア、タルタロスと同じく、
世界の始まりから存在した原初神とされるらしい。
ということは世界が出来たときから『愛』や『恋』は必要不可欠だったいうこと。
しかし後付けで
のちには軍神アレスと愛の女神アプロディテの子であるとされるようになった。

絵画では背中に翼のある愛らしい少年の姿で描かれることが多く、手には弓と矢を持つ。
黄金で出来た矢に射られた者は激しい愛情にとりつかれ、鉛で出来た矢に射られた者は恋を嫌悪するようになる。

そう、エロスはローマ神話におけるキューピッドなんです。

そしてこの絵が本物のキューピッド、少年ではありません。



【追加】
哲学者の苫野一徳氏(ittokutomano)twitterのツイートが良かったので

エロス論
1: 「自我のエロスから関係のエロスへ」理論。これは竹田から学んだ。

2: 人はみんな、自分のわがまま(エロス)を押し通したいと思う。でも、わがままだけでは他者関係がうまくいかなくなる。

3: 他者との関係を大切にしたい、という動機が生まれると、自我のエロスから関係のエロスへと欲望が開かれる。

4: 教育や教師の大切な力の1つは、この、関係のエロスへと欲望が開かれて行く、そういう条件を整える力だろうと思う。

5: よく言うことですが、不幸とは何か。それは、欲望と能力のギャップにある。これはルソーから学んだ。

6: 欲望はこんなに高いのに、それを叶える能力が足りない。ここに不幸の本質がある。

7: この問題を解決する原理は3つ。欲望を下げるか、能力を上げるか、そして、欲望を変えてしまうか。

8: この最後のやつを、僕は「欲望中心点変化の法則」と呼んでいる。欲望の中心点は、変わることができる。
これは人間の生にとって、希望だ。
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