2017-12-16

FUGAHUMという国のおはなし

これはある地球(ほし)のFUGAHUMという国のおはなし
【人類の誕生】
700万年前、人類が誕生しました。
狩りやSEXや睡眠など、好きなときに好きなことができた彼らは、
皆、自由でしたが、常に危険と隣合わせ。
獣に襲われたり、飢え、凍え死んでしまったり・・・。
ただ自然と同期し第六感を持っていました。
【 村の誕生】
そこで彼らは知恵を生みだしました。
石で武器をつくり、火をおこし、毛皮で服をつくり、そして農耕・定住・蓄財をし、
村が形成されて、飢えや襲撃、凍え等の危険から逃れました。
安全になり、家族も増え、大人から子供まで皆幸せになりました。
また文化や規律が生まれ、生や死について考えるようになり、儀式(祭り)が生まれました。
しかし天災で飢饉が起こり、隣の村が攻めてきました。
復讐からさらなる村と村の戦争が続きました。
【 国の誕生】
ある村に勇者が現れました。
争いを見かねて、争いを無くすために立ち上がり、すべての村を統一して大きな国をつくりました。
そして二度と戦争が起こらぬよう、民に優しく接するとともに規律を厳しくしました。
戦争はようやく終わり、また幸せが訪れました。
しかし勇者が死ぬと、後継者争いが始り、国が分かれてまた戦争が始まりました。
各国の王は戦争の軍資金のため、人々から富を徴収し、皆が貧しくなりました。
【宗教の誕生】
そんなとき 1 人の僧侶が現れ、
「王も貧しい人も皆、神の前では同じだ!神は必ずあなたを救う。 自分を愛するように、 他人を愛しなさい」と言いました。
人々はその言葉を信じ、行動し、その教えは国を超え広がりました。
そしてついに王も、その教えに従うことを決めました。
こうしてまた平和になり、人々に幸せが訪れました。
しかし違う神を信じる宗教の民が、攻めてきたのです。
両方の宗教とも教えはとても似ていました。
そして真理を賭けて戦いました。
戦争は、何十年、何百年も終わりませんでした。
【哲学の誕生】
「どうしたらこの争いを無くせるのだろう?」人々は、話し合いました。
ある賢者が現れて言いました。
「信じるものは違っていて良い。ただお互いを認め合おう。人々を苦しめる王を無くして、 みんなで国を創っていこう。」 
そして王を倒してみんなでルールを決め、この国は自由で平等になり、身分が無くなり、
何を信じても良くなりました。
人々は受動的から能動的に動くようになり、
色んなアイディアを出し、発明し、暮らしが豊かになりました。
しかし自由と平和を手にいれた人々は、富を求めて広い世界へ出て行きました。
そこには彼らの欲しいモノがいっぱいでした。
金、銀、食物、珍しい生物・・・・・・そして、奴隷。
彼らはたくさんのものを奪い、たくさんの人を殺しました。
そうしてまた戦争が始まり、世界中で終わることなく続きました。  
【主義の誕生】
戦争に勝った人たちは、世界の富を手にいれ、ますますお金持ちになりました。
負けた人たちは、ますます貧しくなりました。
そんなとき、赤い男と黒い男があらわれました。
赤い男は 「戦争が無くならないのは、皆が富を欲しがるからだ!お金持ちを追い出して、みんなで富を分け合おう!」
貧しい人達は、お金持ちを追い出して、その富をみんなで分け合いました。
そして平等になりました。
黒い男は 「富への欲は仕方がない。誰でも豊かになりたいのだから。ただ戦争で奪うのは辞めよう。 良いモノを作って売ればいい。良いモノを作って競争をしよう。」
良いモノを作って、お金を稼ぐことをがんばりました。
そして自由になりました。
しかし赤い男に従う人と、黒い男に従う人が、互いに争いを始めたのです。
 
赤い国の人たちは言いました。
「黒い国では、お金持ちが貧しい人を支配している。人間は平等なのに許せない!」 
  
黒い国の人たちは言いました。
「赤い国では、頑張ってお金を稼ぎたい人からお金を奪い取っている。人間の努力を踏みにじる なんて、許せない!」 
「ちょっと待って。」
そのとき、人々の影が言いました。
「私達はもう、戦争なんてしたくない」
皆がはっとしました。
そう、もう戦争なんて、誰もしたくないのです。
けれど赤い国と黒い国は、どうしても仲良くすることが出来ません。 
お互い睨み合ったまま、長い年月がすぎました。
そんなとき、大きな事件が起きました。
赤い国が、突然滅びてしまったのです。
赤い国では働いても、あまり働らかなくても収入が一緒。
誰も真面目に働らかなくなってしまい、汚職や飢饉が発生したのです。
黒い国でお金持ちになれたのは、ほんの一握りの人だけでした。
彼らはこの星のあらゆるものを剥ぎ取り売り飛ばしてしまいました。
そしてお金を神と崇めました。
お金持ちはラクして稼ぐようになりました。
その一方で、たくさんの貧しい人達が、飢饉で苦しんでいます。
 
「あいつらだけが豊か暮らせるなんて、許せない」
人々が FUGAHUM に集まって来ています。
世界中から。
どうすれば、皆が助け合って豊かに生きていけるか、話し合うために。
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